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【カンボジア】胡椒と生胡椒

 

カンボジアで買った生胡椒  カンボジアのお土産で有名な胡椒(こしょう)。
 ヨーロッパの国々は、日本と同じく、胡椒などのスパイスを穫ることができない地域です。中世の時代、ヨーロッパでは胡椒はとても高価な貴重品でした。
 同じ重さの金と同じ価値があったとも言われています。冷蔵庫が無い時代ですので、防腐効果と臭み消しとしての価値が高かったようです。スペインやポルトガルによる大航海時代も、目的は胡椒を初めとしたスパイスだったとも言われています。

 多くのカンボジアへの旅行者は胡椒をお土産に買います。自家用で安い方が良い場合は、オールドマーケットなど市場で買うのがお薦めです。ただし、品質は保証できないので自分の目で判断して下さい。土産物屋で売っているものは割高ですが、お土産用に少量で綺麗なパッケージに入っているものも多く、品質もそれなりに良いと思います。

クラタペッパーの無農薬完熟胡椒 珍しいのは赤胡椒。同じ一房に1、2粒しかできない赤く完熟した実だけを集め乾燥させた胡椒とのこと。マイルドな味わいですがかなりの高級品です。マイルドで香りが強いため、沢山使えその分香りが強く料理に反映するのでしょう。
 何軒かの土産物屋で売っています。日本人の倉田さんがやっているクラタペッパーの完熟胡椒が有名です(シェムリアップには直売店はありません)。最近は市場などの土産物屋でも売られ始めているようですが、偽物なのか、品質が確かなのかはわかりません。
 胡椒の実は、実った初めは緑でだんだん黄色っぽくなり、熟すにつれて赤味がかってきます。赤くなる前に収穫し乾燥させたものが良く見る黒胡椒。ちなみに白胡椒は半熟の実を水に漬け皮をそぎ乾燥させた胡椒だそうです。

 ここで一番のお薦めが日本では手に入らない生胡椒。
 生胡椒の料理については、別項「旅で見つけた美味しいもの/【カンボジア】イカの生胡椒炒め」 をご覧下さい。
 写真はカンボジアから買って帰ったものです。
 シェムリアップの場合、オールドマーケットなどの大きな食材市場で見つけることができます。野菜売り場でも見つけることがありますが、魚売り場で生のイカの隣で良く見かけます。
 カンボジア人にとっては、イカの料理には必須のようです。1US$ 分買いましたがかなりありました。
 冷蔵庫でも数日で色が変わってきますので帰る前日ぐらいに買うのが良いでしょう。

 日本の空港の検疫でも持ち込みは可能とのこと。成田空港の検疫カウンターで確認しました。「一応見せて下さい」とのこと。土などが付いていないか確認するようです。

 生胡椒の特徴は、乾燥した胡椒に比べ辛さが弱いこと。丸ごと食べても乾燥した胡椒ほど辛くありません。よって香りを楽しめます。乾燥胡椒を使う料理に同じようにまるまま使うと良いでしょう。
 なるべく色が変わらないうちに使うのお薦めですが、冷凍もできるようです。まだ試している最中ですが、バラ凍結した冷凍のものは緑色を保っています。
 実は以前、どのようにしたら保存できるかと思いオリーブオイルと生醤油にそれぞれ浸けてみたことがありました。オリーブオイルに浸けたものはだんだんと色が変わってきてしまいました。
 先日、冷蔵庫の奥底から1年以上前に生醤油に浸けたものがでてきました。それは今でも使えました。

 カンボジアで生胡椒の料理を食べれば、料理好きの方は買って帰りたいと思うお土産の紹介でした。