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ツアーポイント



 2017年10月28日(土)~31日(火) 羽田発着 3泊4日
※東京以外の発着を希望される方はご相談下さい。

※写真をクリックすると拡大表示します。

伝統と文化を訪ねる「河回村」「水原」「利川」
「河回村」旧家のお屋敷「北村宅」に泊まる
伝統と文化を訪ねる「ソウル」
代表的な韓国料理、お薦めレストラン

 

 日本から一番近い国、韓国。歴史的にも日本と深いつながりを持ってきました。
 19世紀末まで500年以上続いた李氏朝鮮と儒教の文化が現在まで息づいている国です。この韓国の「伝統と文化を旅する」4日間です。
 首都ソウルだけではなくソウルから南へ40km、李朝時代の城郭と華城【世界遺産】が残る水原(スオン)、韓国の中でもっとも韓国らしいと言われている安東にある河回村(ハフェマウル)【世界遺産】、陶芸の里、利川(イチョン)も訪れます。
 なかなか泊まることができない旧家両班のお屋敷での民泊、ソウルでは2つの世界遺産も組み入れました。

 ツアーコーディネーターも日本から同行しますので1人でも安心して参加できるツアーです。東京以外の発着を希望される方はご相談下さい。


伝統と文化を訪ねる「河回村」「水原」「利川」 

・両班の里「河回村(ハフェマウル)」【世界遺産】

小高い丘から村を望む景勝地「芙蓉台」からの夕暮れ。河回村のはずれにある屏山書院伝統的仮面劇「河回別神クッ」 河回村へは韓国中部にある安東を経由し約3時間半。藁葺き屋根の民家と黒瓦の両班(ヤンバン)のお屋敷が残る小さな村。朝鮮王朝時代、貴族階級(両班)だった柳氏一族の村で、李朝時代の住宅様式と村の形態をそのまま残し、現在でも普通に暮らしている時間が止まったような美しい村です。2010年世界文化遺産に登録。
 韓国若手スター、リュ・シウォン氏の故郷としても知られています。
 村内で行われる伝統的仮面劇「河回別神クッ」(大韓民国指定重要無形文化財)にも曜日を合わせました。
 昼間は多くの観光客が訪れますが、去った後の夕暮れや朝靄の中の村はとても素敵です。


・水原華城(スオンファソン)【世界遺産】

水原華城、城門水原華城、華城行宮 水原はソウルから南東約1時間、李朝22代国王イ・サン(正祖大王)が築いた韓国初の計画都市。水原華城は周囲が 5.7Kmの城壁と4つの大門や暗門、水門、角樓などで構成されています。1997年世界文化遺産に登録されました。

・陶芸の里、利川(イチョン)

青磁作家金福漢氏の窯、製作工程が見られます青磁作家金福漢氏、デモンストレーションをしてくれました。青磁作家金福漢氏の窯、登り窯が設置されています。 利川は水原から東へ1時間、古くからの陶芸の里として知られています。名陶と温泉、米どころで有名です。古くから陶芸の町として知られていましたが、朝鮮王朝末の官窯の閉鎖により製作が絶たれましたが、その後、陶芸復興運動により韓国を代表する陶磁器の町になりました。
 2012年韓国の人間国宝(名匠)に選ばれた青磁作家金福漢氏の窯を訪問します。購入もできます。
 初日の夕食は、利川名物のサルパプ(石釜定食)です。利川は米どころで有名、利川米は韓国のブランド米になっています。お米が美味しいところですのでご飯を美味しく食べるサルパプ(石釜定食)が有名です。豆などを入れ石釜で炊いたご飯と沢山のおかずが並びます。韓国らしさを感じられる食事です。また沢山の副菜が並びますのでさまざまな韓国の料理を一度に楽しめます。サルパプとは「お米のご飯」を意味します。 

    「河回村」旧家のお屋敷「北村宅」に泊まる

北村宅別棟、かつては引退したお祖父さんやお客さんが使った棟。北村宅、母屋の奥にあるかつて女性が暮らした棟。北村宅オーナーの柳氏にお話しを聞く北村宅、かつての御主人の部屋。壁には当時の王様への報告書と返信が飾られている(複製)。

 河回村最大級の両班のお屋敷「北村宅」に1泊します。
 北村宅(別名:和敬堂)は韓国・国家指定文化財・重要民俗資料84号に指定されています。一般観光客の北村宅見学は門の外からしか見ることができませんが、宿泊しますので全て見ることができます。
 オーナーの柳氏に案内をしてもらう予定です。この両班のお屋敷は河回村の中でも一二を争う規模と品格を備えています。
 創建は1797年、1862年に増築され「99間家」と呼ばれる大きな両班屋敷です(現在は72間)。村の北側にある大きなお屋敷でしたので通称「北村宅」と呼ばれました。

参考:韓国の建物の単位「間(カン)」
 4本の柱によって囲まれた広さを表す単位。王を頂点とする身分階層の表れとして、身分により住宅の規模が決められていました。
 99間は両班(ヤンバン)に建てることを許された最大規模の家でした。
 


伝統と文化を訪ねる「ソウル」

・宗廟(チョンミョ)【世界遺産】

宗廟。この中に歴代の王の位牌が祀られている。 宗廟は朝鮮王朝歴代の王と王妃の神位(位牌)が安置されている王室の霊廟。儒教思想に基づき造られた建物は霊廟らしく控えめな装飾で素朴な印象を与えます。1995年、その優れた建築様式と歴史性の高さから世界文化遺産に登録されました。



・昌徳宮(チャンドックン)と後苑(フウォン)【世界遺産】

 
庭園、後苑(秘苑)昌徳宮、正殿 李氏朝鮮王朝の離宮として作られ13棟もの宮殿と多くの楼閣、美しい庭園(後苑)が特徴です。自然と調和された建築的価値の高い建物と庭園を見学します。後苑(秘苑)は昌徳宮全体の約60%を占める自然の美しさを活かした庭園です。1997年世界文化遺産に登録されました。


 ・国立民俗博物館

国立民俗博物館は韓国の伝統文化を学ぶことができます。

 国立民俗博物館は、さまざまな歴史的遺物を通じ韓国の人々の伝統的な生活と文化を感じ学ぶことのできる博物館です。
  



・北村、仁寺洞、南大門市場

北村韓屋村にて北村韓屋村散策の際に毎回訪れる組紐工房(東琳メドゥプ工房)にて その他、伝統家屋が並ぶ「北村韓屋村」、伝統工芸店やギャラリーが並ぶ「仁寺洞ギル」、庶民の市場「南大門市場」もスケジュールに入れました。


代表的な韓国料理、お薦めレストラン

・宮廷料理「チファジャ」

このレストランはテーブル一杯に料理を並べるのではなく、コース料理のように順番にサーブされます。上品な味が評判のレストランです。 「チファジャ」は韓国ドラマ「チャングムの誓い」の料理を監修した韓福麗(ハン・ポッリョ)さんがプロデュースした店。
 ここで宮廷料理をいただきます。韓福麗さんは宮廷料理を体系化し伝統を今に伝える功績を残した国家重要無形文化財にもなった故・黄慧性(ファン・ヘソン)さんの長女です。



・その他、名物料理・庶民的料理

 
利川名物料理「サルパブ」(石釜飯定食)。ご飯を美味しく食べるおかずが沢山並びます。北村宅での朝食。真鍮の器に盛られたこの家に伝わる料理類。美味しいと評判。韓国風すいとん「スジェビ」。お昼時は地元の人たちで列ができる有名店。3日目の夜は牛カルビの焼き肉 お米の美味しい利川では名物料理「サルパブ」(石釜飯定食)、河回村では安東名物「ホッチェサパプ」(ニセ祭礼料理)、牛カルビの焼肉「プルコギ」、韓国風すいとん「スジェビ」など伝統料理から庶民的な料理まで楽しみます。



ツアーチラシPDF
 クリックするとチラシのPDFを開くことができます。 拡大表示、印刷、保存をすることができます


日程表


※現地事情によりスケジュールが変更となる場合があります。

 Day 滞在地 スケジュール

1

東京
ソウル
水原
利川
水安堡

午前

羽田空港国際線ターミナルに出発1時間30分前集合
  羽田発、国際線にて空路ソウルへ、金浦空港着後専用車にて京畿道・水原へ
昼食:ソルロンタン
 ※牛の肉・骨などを長時間煮込んで作る乳白色のシンプルなスープ料理です。

午後
 

水原観光
 イ・サン(正祖大王)が築いた「水原華城」【世界遺産】見学
 見学後、名陶と米どころで有名な里、利川へ
利川:青磁の窯「漢青陶藝研究所」見学
 ※韓国の人間国宝(名匠)金福漢氏の窯です。購入も可能。

夕食:利川名物「サルパブ(石釜飯定食)」
 ※お米が美味しいところですのでご飯を美味しく食べる定食です。

 夕食後、水安堡温泉へ ※温泉入浴1回付き
<水安堡パークホテル(水安堡温泉)泊>
朝✈ 昼○ 夕〇 

2 河回村
 

午前

ホテルにて朝食後、安東・両班の里、河回村【世界遺産】へ
着後屏山書院見学
昼食:村内にて安東名物「ホッチェサパプ(ニセ祭礼料理)」
 ※唐辛子やニンニクを使わない料理です

午後

村内野外劇場にて「河回別神グッ」仮面舞見学(14:00~)、村内散策など
「北村宅」御主人柳世浩氏に屋敷の案内をしていただきます(予定)
小高い丘から村を望む景勝地「芙蓉台」にて夕暮れ鑑賞
夕食:プルコギ ※韓国風牛肉のすき焼きです。
 ※宿泊は伝統的スタイルをそのまま残している韓屋です。相部屋になります。

 <韓屋・北村宅(河回村)泊>
朝〇  昼〇 夕〇

3 河回村
ソウル
午前  観光客が少ない河回村の朝の散策をお楽しみ下さい。
北村宅にて伝統的な朝食後、一路ソウルへ
昼食:「チファジャ」にて宮廷料理
 ※ドラマ「チャングムの誓い」の料理を監修した韓福麗さんプロデュースの店。
午後

李氏朝鮮歴代国王を祀る「宗廟」【世界遺産】見学
「国立民俗博物館」見学
 新羅免税店にてショッピング
夕食:牛カルビの焼肉  
OP:アカスリを含んだエステ、ロングランの人気パフォーマンス「ナンタ」、「コリアハウス」(伝統芸能公演)
  御希望の方には、ソウルではやりのマッコリバーにもご案内します。 
<Tマークグランドホテル明洞(ソウル)泊> 
朝〇 昼〇 夕〇

ソウル
東京
午前

朝食:ホテル、朝食後ソウル観光
李朝三代国王太宗が建てた宮殿「昌徳宮」及び庭園「後苑(秘苑)」【世界遺産】見学
昼食:三清洞にて名物「スジェビ(韓国風すいとん)」
 ※地元の人が並ぶ店「三清洞スジェビ」です。

午後

伝統家屋が残る「北村韓屋村」散策
工芸店やギャラリーが並ぶ「仁寺洞ギル」散策・自由時間
南大門市場にて買い物など 観光終了後、ソウル・金浦空港へ

夕刻

 金浦空港発、空路羽田へ
 羽田空港着 
 朝〇  昼○ 夕✈

表示時間の目安:早朝=4:00~6:00 / 朝=6:.00~8:00 / 午前=8:00~12:00 / 昼=12:00~13:00 / 午後=13:00~16:00 / 夕刻=16:00~18:00 / 夜=18:00~23:00 / 深夜=23:00~4:00 

  

●宿泊予定ホテル(写真はイメージです) 

水安堡パークホテル(1泊目 水安堡)

 水安堡(スアンボ)はひなびた山間の温泉郷。宿泊ホテルは温泉街からちょっと離れた高台に建つ1級ホテル。ホテルの自慢は温泉大浴場の中にある露天風呂と麦飯石サウナです。ホテルの部屋には通常のホテルと同じくバスタブ等あります。ホテルの部屋は韓国スタイルのオンドル部屋です。

※ホテル公式ホームページ:http://www.suanbopark.co.kr/


 韓屋・北村宅(2泊目 河回村)

 部屋数が限られているため相部屋になります。伝統的な建物を改装しないため、トイレ・シャワーは新しく綺麗ですが外になります(敷地内)。
 部屋はオンドルの部屋です。寒い場合は薪で焚くオンドルに火が入ります。韓国でもいまだに薪で焚くオンドルは貴重な存在です。ガスや電気のオンドルとは暖かさが異なります。オンドルを備えた家の土台には板石を用いて築きますが、贅沢な家ほど厚い石を使います。厚いほど柔らかい暖かさが伝わります。


 Tマークグランドホテル明洞(3泊目 ソウル)

 地下鉄4号線会賢駅の正面という便利なロケーションにあり、人気のショッピングエリア明洞まで歩いて10分、南大門市場はすぐ目の前、新世界百貨店本店も歩いて行ける距離です。
 館内全域での無料Wi-Fi、フィットネスセンターやカフェも併設されています。

※ホテル公式ホームページ:http://tmarkgrandhotel.com/ja/


ツアーインフォメーション


 

食事 朝3回・昼4回・夕3回(機内食を除く)
最少催行人数

8名

募集定員 15名
利用予定航空会社 大韓航空、アシアナ航空等
添乗員 羽田より同行します
利用予定ホテル

1泊目:水安堡パークホテル(水安堡)
2泊目:韓屋・北村宅(河回村)
3泊目:Tマークグランドホテル明洞(ソウル)

ビザ 不要
パスポート 入国日時点でのパスポート有効残存期間が3ヶ月以上必要です。
必ず事前にご自身のパスポートの確認をお願い申し上げます。
旅行条件書 旅行条件については下記をご覧下さい。
海外募集型企画旅行条件書
国内募集型企画旅行条件書
備考 参加中の万一のアクシデントに備え、海外旅行傷害保険のご加入をおすすめします。

 

旅行代金


 

出発地 金額(2名1室)
 2017/10/28(土)羽田発着  188,000円(諸費用別途) 

【 1人部屋追加代金】(2泊目を除く) 21,000円

※燃油付加運賃および日本と現地の空港税が別途かかります。
※2泊目の北村宅は部屋数の関係で基本は相部屋になります。参加人数が少ない場合は1人部屋利用を受け付ける場合もあります。お問い合わせ下さい。
※東京以外の発着を希望される方はお問い合わせ下さい。
 

解約期日及び取消料(お一人様)
1)旅行開始日がピーク時の旅行であって旅行 開始日の前日から起算して遡って40日目に あたる日以降、31日目にあたる日まで 旅行代金の10%(最高5万円迄)
ピーク時とは、4月27日から5月6日まで、7月20日から8月31日まで及び12月20日から1月7日までをいいます。
2)旅行開始日の前日より起算して遡って、30日目にあたる日以降3日目にあたる日まで 旅行代金の 20%
3)旅行開始日の前々日から当日 旅行代金の 50%
4)無連絡不参加及び旅行開始後

旅行代金の100%

 

お問い合わせ・お申込み
【電話】  03-6809-5672
【受付時間】 平日10:00~18:00/土・日・祝 休業
FAX 03-6264-8737      
【ネット申し込み】  お申込・お問合せフォーム

 

企画者から


 

北村宅にて

 今回訪問する河回村は河に囲まれたのどかで時間が止まったような両班の村です。日本で言えば白川郷のような場所です。2010年世界遺産に登録され観光客が増えつつあります。
 慶州など地方の観光地からソウルへ移動する途中に立ち寄る観光客が多いため、昼間は観光客が沢山訪れますが、宿泊施設が少ないこともあり宿泊し、朝夕散策するのが一番のお薦めです。
 宿泊する旧家のお屋敷「北村宅」は古いお屋敷を奇麗にそのままの形で残しています。奇跡的ともいえるでしょう。これまでの参加者にもとても好評でした。なかなか泊まる機会もないのでお薦めです。
 朝食もお屋敷に伝わる味で美味しいと評判です。泊まれる韓屋の中でも一番のお薦めです。

(ツアーコーディネーター 相葉康之)