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ツアーポイント


  
2017年11月17日(金)~21日(火) 羽田発着 4泊5日
※東京以外の発着を希望される方はご相談下さい。

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染織の工房と生産組合、展示館を訪ねます
博物館、工芸館を訪ねます
芭蕉による糸づくり体験
紅型製作体験
南風原町「かすりの道ツアー」

 

紅型(沖縄県立博物館にて) かつての琉球王国、沖縄。交易の中継点として繁栄し、日本とは異なった独自の文化を築いてきました。琉球王朝の保護により、染織や焼き物などの工芸品も発展しました。その素晴らしいものが現在も残され続けています。それは多くの人たちの努力のたまものでした。 
 染織を訪ね沖縄をまわってみるとその多様さには驚かされます。シーサー(本部町のシーサー工房にて)
 絣(かすり)一つ取っても、経絣(たてがすり)、緯絣(よこがすり)、経緯絣があり、紅型(びんがた)、花織、紬(つむぎ)、苧麻(ちょま)、芭蕉布(ばしょうふ)など多種に渡っています。特に糸芭蕉の繊維から作る芭蕉布は世界的に見ても沖縄独特のものです。
久米島紬も素晴らしいものですので、今回は沖縄本島と久米島に染織を訪ねるコースにしました。単に染織を訪ねるだけではなく、そこで作り続けている人たちとの出会いも大切にしました。

 

染織の工房と生産組合、展示館を訪ねます

芭蕉布…大宜味村喜如嘉(きじょか)(大宜味村立芭蕉布会館)
喜如嘉芭蕉布事業協同組合、理事長の平良美枝子さんにお話を聞く芭蕉の畑を見学 かつては琉球のどこでも織られていた芭蕉布。人間国宝の平良敏子さんの努力により喜如嘉に芭蕉布の技術が残されました。現組合理事長の平良美恵子さんに作業場と芭蕉の畑を案内していただき、芭蕉による糸づくり体験を行います。お話しも伺います。

琉球紅型(びんがた)…名護市(藤崎紅型工房)
紅型の製作。1つ1つ色を入れていく。藤﨑眞氏とスタッフ(藤崎紅型工房にて) 名護市の東海岸沿い、海を目の前にした藤﨑眞氏の工房を訪問し、紅型の制作工程の見学とお話しを聞きます。紅型の製作体験も行います。

読谷山花織…読谷村(花織会館・読谷村伝統工芸センター)
 花綜絖(はなそうこう)を用いる「緯浮(よこうき)花織」「手(てぃ)花織」などがあります。後継者の育成、生産技術の向上をはかる目的で建てられた花織会館を見学します。

知花花織…沖縄市知花(知花花織事業協同組合)
この組合の特徴である「経浮花織(たてうきはなおり)」 知花花織事業協同組合の共同作業場にて枇杷(びわ)染めの作品、びわ染めもここの特徴の一つ。 ここの特徴は「経浮花織(たてうきはなおり)」と「縫い取り花織」。特に文様が縦糸方向に連続して浮く経浮花織は現在ここだけで織られています。協同組合の作業場を訪問します。

琉球かすりと「かすりの道」…南風原町
南風原町は「琉球かすりの里」を宣言しかすりの道を町内に設定しています。かすりを織る(南風原町の織元の工房にて) かすりはインドから東南アジアを経て琉球に、琉球から薩摩を通じ日本に伝わり、沖縄は「日本のかすりの源流」と言われています。
 「琉球かすりの里」南風原町にかすりの道を訪ねます。南風原町観光協会に「かすりの道ツアー」をお願いしています

ウージ染め…豊見城市(豊見城市ウージ染め協同組合)
サトウキビによるウージ染め(ウージ染め協同組合ショップにて) ウージ染めによる小物類(ウージ染め協同組合ショップにて) 平成になってから新しく町おこしとして始まったウージ(サトウキビ)を染織に使った織物。道の駅豊崎にある協同組合のお店と作業場を訪ねます。緑と黄色を基調とした現代的パステル色が特徴、貴重なサトウキビの穂のみから染めるうす桃色(花穂染め)も素敵です。

久米島紬…久米島(久米島紬の里ユイマール館)
久米島紬の里ユイマール館にて 久米島紬の里ユイマール館 琉球王朝時代、絹織物は首里の士族層の婦女子によって織られた以外はほとんど久米島だけで織られていました。王府へ納める「貢納布」として手紡ぎの技術が発展しました。久米島紬の里ユイマール館を見学します。

琉球藍…本部町伊豆味(琉球藍製造所)
中西氏に案内をしてもらう(琉球藍製造所にて) 琉球藍はキツネノマゴ科に属する多年草の植物。蓼藍(タデアイ)や、インド藍とは違う植物です。琉球藍製造の唯一の国選定保存技術者、伊野波盛正氏によって伝統技法が守られ続けてきました。後継者の中西氏に案内をしてもらいます。

博物館、工芸館を訪ねます

沖縄県立博物館(那覇)にて久米島博物館でレクチャーを受ける戦争についての展示(南風原文化センター) 古い織物や資料を見ることができる、沖縄県立博物館、那覇伝統工芸館、久米島博物館、南風原文化センター(博物館)を見学します。それぞれガイドツアーを依頼しています。

芭蕉による糸づくり体験

平良美枝子さんによる芭蕉の葉を刈るところのデモンストレーション芭蕉の畑を歩く(喜如嘉) 大宜味村喜如嘉では畑で芭蕉を採るところから、繊維の取り方、糸の績み方等、芭蕉布の要となる糸づくりを実際に体験します。

紅型制作体験

ワークショップでミニ紅型を作るワークショップ風景 藤崎紅型工房では見学、お話しに加え紅型制作体験も入れましので制作工程をより理解することができます。(1時間程度、ミニ紅型の制作)

南風原町「かすりの道ツアー」

観光協会による南風原町「かすりの道ツアー」かすり糸をくくるところ(かすりの道ツアーにて)途中の工房で話しを聞く(かすりの道ツアーにて) 「琉球かすりの里」南風原町は絣の各工程毎に分業が行われてきました。織り上がった反物を丁重に洗う「洗濯屋」、括りを専門に請け負う職人などです。路地を歩くと機織りの音が聞こえてきます。観光協会による路地裏歩きのツアーです。最後は、戦後琉球絣の復興に尽力した琉球絣の第一人者である大城廣四郎氏の織物工房を訪問します。

芭蕉布
芭蕉布バナナ(実芭蕉)の仲間である糸芭蕉から取れる繊維を使って織られた布。
高温多湿な気候にあって、涼やかで肌にまとわりつかない芭蕉布は、琉球王朝時代、王族だけでなく、琉球各地の庶民にも広範に使われていました。繭や くず繭から手撚りで紡いだ糸。緯糸に紬糸を用いて織ったもので、植物染料を用い、泥染とよばれる泥媒染を行う糸染や、絣模様に特色があります。

 花織
花織沖縄で織られる特有の浮き織物(紋織り)。経糸が緯糸を浮かせて小さな四角の点模様を織り表します。産地は読谷村、知花、首里、与那国などでそれぞれに特徴のある花織が作られています。沖縄方言では「はなうい」と言います。

紅型
紅型沖縄伝統の型染め。突き彫りによる型紙一枚で、糊防染、多彩な色挿しとぼかしの技法によって複雑な色調を表し、地染めで仕上げます。琉球王朝時代は、王族、士族、舞台衣裳にのみ使われました。

 久米島紬
久米島紬紬(つむぎ)糸は、蚕の繭から取り出した玉繭や くず繭から手撚りで紡いだ糸。緯糸に紬糸を用いて織ったもので、植物染料を用い、泥染とよばれる泥媒染を行う糸染や、絣模様に特色があります。


日程表


※現地事情によりスケジュールが変更となる場合があります。

 Day 滞在地 スケジュール

1

東京
那覇

午前 羽田発、空路那覇へ 
 ※8時台を予定。前泊を御希望の方は手配します。
 那覇空港着後市内へ
市内にて昼食
午後 沖縄県立博物館見学
那覇伝統工芸館見学
見学後フリー
 ※御希望の方には牧志公設市場、壺屋やちむん通りをご案内します。
沖縄料理の夕食
<那覇泊> 朝×  昼○ 夕〇
2

那覇
本部町
大宜味村

午前  専用車にて本部町へ
琉球藍製造所見学
 ※製造所の畑でシークワーサー収穫体験ができます(予定、実費要)
本部町にて昼食、昼食後大宜味村喜如嘉へ

午後

大宜味村立芭蕉布会館見学、芭蕉の畑見学、 
 芭蕉による糸づくり体験 
<国頭村泊> 朝〇  昼○ 夕〇
3

国頭村
名護市
読谷村

午前  専用車にて名護市へ
石垣藤崎紅型工房見学、紅型体験
名護にて昼食、昼食後読谷村へ

午後

読谷村にて花織会館見学、やちむんの里、宙吹ガラス工房見学など
<読谷村周辺泊> 朝〇  昼○ 夕〇
4 沖縄市
南風原町
久米島
午前  専用車にて沖縄市へ
知花花織協同組合見学、見学後南風原町へ
南風原文化センター見学
南風原町にて昼食
午後 南風原町観光協会によるかすりの道ツアー
 那覇空港へ
途中、道の駅豊崎にてウージ染め協同組合の
 ショップ見学
夕刻  空路久米島へ
ホテルにて夕食

<久米島泊>
朝〇  昼〇 夕○
5

久米島
那覇
東京

午前 久米島博物館見学
久米島紬の里ユイマール館見学
島内にて昼食
午後 島内観光
久米島空港発、那覇経由にて空路羽田へ 
羽田空港着(20:00~21:00頃) 
朝〇  昼〇 夕×

 表示時間の目安:早朝=4:00~6:00 / 朝=6:.00~8:00 / 午前=8:00~12:00 / 昼=12:00~13:00 / 午後=13:00~16:00 / 夕刻=16:00~18:00 / 夜=18:00~23:00 / 深夜=23:00~4:00 
 

  

ツアーインフォメーション


 

食事 朝4回・昼5回・夕4回
最少催行人数 8名
募集定員 15名
利用予定航空会社 全日本空輸、日本航空、スカイマーク等
添乗員 羽田より同行します
利用予定ホテル 那覇:沖縄ナハナ・ホテル&スパ等
大宜味村:アダ・ガーデンホテル沖縄(国頭村)等
読谷村周辺:コスタビスタ沖縄 ホテル&スパ等
久米島:サイプレスリゾート久米島等
旅行条件書 旅行条件については下記をご覧下さい。
国内募集型企画旅行条件書
備考 参加中の万一のアクシデントに備え、国内旅行傷害保険のご加入をおすすめします。

ツアーチラシPDF
 クリックするとチラシのPDFを開くことができます。 拡大表示、印刷、保存をすることができます

 

旅行代金


 

出発地 金額(2名1室)
 2017/11/17(金)羽田発着   175,000円 

【 1人部屋追加代金】(4泊) 26,000円

※空港税が別途かかります。
※東京以外の発着を希望される方はお問い合わせ下さい。

解約期日及び取消料(お一人様)
1)旅行開始日の前日より起算して遡って、20日目(日帰り旅行にあっては10日目)にあたる日以降8日目にあたる日まで 旅行代金の 20%
2)旅行開始日の前日より起算して遡って、7日目にあたる日以降2日目にあたる日まで 旅行代金の 30%
3)旅行開始日の前日 旅行代金の 40%
4)旅行開始当日 旅行代金の50%

5)無連絡不参加及び旅行開始後

旅行代金の100%

 

お問い合わせ・お申込み
【電話】  03-6809-5672
【受付時間】 平日10:00~18:00/土・日・祝 休業
FAX 03-6264-8737      
【ネット申し込み】  お申込・お問合せフォーム

 

企画者から


 

伝統的なお焼き物(読谷村やちむんの里にて)

旧家上江洲家(国指定重要文化財建造物、久米島にて)久米島の美しい海  染織にも使われる月桃琉球料理

 織物だけではなく、読谷村では沖縄の工芸である焼き物やガラス工房、那覇では焼き物の町、壺屋や公設市場も入れました。久米島では観光も行います。美味しい沖縄料理もお楽しみ下さい。  

(ツアーコーディネーター 相葉康之)