終了【織りを訪ねるシリーズ】カンボジア
「カンボジア・クメール伝統織物とアンコール遺跡群を訪ねる旅」６日間　

【織りを訪ねるシリーズ】カンボジア
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※写真をクリックすると拡大表示します。

人気の高いツアーです。
 カンボジアの伝統織物とアンコール遺跡群を旅します。

2017年７月２９日（土）～８月３日（木）成田発着
※東京以外の発着を希望される方はご相談下さい。
　

　長い内戦により多くのものが失われてしまったカンボジア。
　フランスからの独立前までは、黄金の生糸を使った精緻な絹絣が作られていました。かつて京都の友禅職人だった森本喜久男氏は内戦によりほぼ無くなって しまったこのクメール織りの復興を進めています。

　森本氏が主宰するクメール伝統織物研究所はアンコール遺跡のある町シェムリアップ郊外に織りの村「伝統の森」を作り伝統的な草木染めによるクメール織りの復興を進めています。失われつつある技術の伝承だけでなく、かつて行われていたように素材となる木を植え、染色用のラック虫を育て、森を作り、そこで働く女性や家族の自立もめざしています。すでに多くの家族が暮らしています。

　このツアーは、アンコール遺跡群を訪ね、クメール伝統織物に触れ、カンボジアで精一杯生きている人たちと出会う旅です。
　織物にあまり関心の無かった方でも楽しめるコース設定をしています。成田からツアーコーディネーターも同行しますので１人でも安心して参加できるツアーです。


 ●クメール伝統織りを訪ねる

・伝統の森訪問

　

　森本氏が進める織りの村「伝統の森」を訪問し、染め用の原料の育成から絹糸の作成、染め、織りまでの全行程を見学します。
　森本氏所蔵の貴重なアンティークの古布も見学予定。森本氏のお話しも聞く予定です（注：森本氏の体調等の事情でお会いできない場合もありますのでご了解下さい）。

・伝統の森でのワークショップ（希望者のみ現地申込み）

　伝統の森訪問の中でシルクのハンカチを草木染めで染める染色のワークショップを行います。初心者でも楽しんでできる内容です。ワークショップは30US$の参加費が別途必要です。

※IKTTクメール伝統織物研究所については下記をご覧下さい。
　http://www.iktt.org/

  ●アンコール遺跡群の見学

アンコール・ワット、アンコール・トム（バイヨン等）、タ・プロームなどアンコール遺跡群の見学。レリーフが美しいバンテアイ・スレイ、通常のツアーではあまり行かないベンメリアも見学します。ベンメリアはこのツアーで一番人気の高い遺跡です。
アンコール・ワットに昇る朝日、プレ・ループからの夕日鑑賞も予定しています（天候の関係で見られない場合があります）。

  　●スナーダイクマエ孤児院訪問

シェムリアップにあるこの孤児院は、1980 年に難民として日本に渡ったメアス・トミー氏が、身寄りのない子どもたちや貧困家庭の子どもたちに生活の場を与え、将来の自立のために十分な教育の機会を提供したいという目的で設立されました。現在はメアス・博子さんによって運営されています。この孤児院を訪問し子供たちとの交流も行います。

※スナーダイ・クマエ孤児院については下記をご覧下さい。
　http://snadaicam.com/


 ●内戦の爪痕を訪れる

シェムリアップにもあるキリングフィールドと地雷博物館を訪問します。その他ナショナルミュージアムなども見学します。

 ●美味しいカンボジア料理とＢ級グルメ

　カンボジア料理は比較的食べやすい優しい味の料理です。カンボジアの代表的な料理を用意しました。
　また、御希望の方には、朝のＢ級グルメにもご案内。カンボジアを代表する麺料理「クイテウ」やカンボジアコーヒー、豚肉ご飯など、地元の人たちで賑わうローカル食堂にご案内します。

●森本喜久男氏プロフィール………………………… 　 　1948年京都生まれ。京都で友禅職人を経て手描き友禅工房を主宰後、1983年タイのラオス難民キャンプの織物学校のボランティアとして訪タイ、タイで農村の織物と出会う。以来、東北タイ農村での手織物プロジェクトの設立に関わる。ユネスコ・カンボジアの依頼によりカンボジア各地の織物の調査を行い、９０年代初めからカンボジアの農村の人々を支援し消えかかっていた伝統の絹織物の復興に取り組む。 　2004年にはクメール伝統織りの復興と「伝統の森」再生計画が評価され、地球と人類の未来に貢献するプロジェクトに対して贈られる世界的な賞である第１１回ロレックス賞を受賞。「織物を通じた日本とカンボジアとの文化交流の促進」の功績により平成２６年度外務大臣表彰を受賞。現在、シェムリアップ在住。クメール伝統織物研究所代表。

●ツアーチラシＰＤＦ
　クリックするとチラシのＰＤＦを開くことができます。 拡大表示、印刷、保存をすることができます。

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※現地の事情によりスケジュールが変更となる場合があります。

●宿泊予定ホテル（写真はイメージです）

◆ソマデヴィアンコールリゾート & スパ（４連泊）

　町の中心部、シヴォタ通りに面する立地の良いホテルです。ナイトマーケットやパブストリートにも歩いて行ける立地です。バスタブ、ＮＨＫプレミアム、プール、スパ、サウナも付属しています。４連泊します。

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【 １人部屋追加代金】（４泊） 14,000円
※燃油付加運賃および日本とカンボジアの空港税が別途かかります。
※東京以外の発着を希望される方はお問い合わせ下さい。

●お問い合わせ・お申込み
【電話】	03-6809-5672
【受付時間】	平日10:00～18:00/土・日・祝　休業 FAX 03-6264-8737
【ネット申し込み】	お申込・お問合せフォーム

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　日程表には記載していませんがクローランという餅米とココナッツミルクを竹に詰めて焼く伝統的なお菓子の村や椰子砂糖を作る村などにも途中立ち寄ります。
一般のツアーとは一味違ったツアーにしています。

　カンボジアが平和になりアンコール遺跡群を訪れる観光客は年々増えています。
　密林にひっそりとたたずむ遺跡というのが良さの一つですがその雰囲気が感じにくくなっています。また観光客の増加により入場できない場所も増えつつあり今後さらに増えていくことが予想されます。なるべく早めに訪れることをお薦めしています。

（ツアーコーディネーター　相葉康之）

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